注文住宅でよく出る「インテリア用語」って?
2025/10/29
家づくりを調べていると、「ヌック」「折り上げ天井」「バーチカルブラインド」など、聞き慣れない言葉がたくさん出てきます。設計士やインテリアコーディネーターの会話では当たり前でも、初めて家づくりをする人にとっては「それ、何?」となるものばかり。
ここでは、注文住宅の打ち合わせでよく出てくる“わかりにくいインテリア用語”を、意味と一緒にわかりやすく紹介します。
1. ヌック
「ヌック(Nook)」とは、リビングや階段下などに設ける小さな“こもりスペース”のこと。読書をしたり、子どもが遊んだり、在宅ワークをしたりと多目的に使えます。限られた空間でも「落ち着ける居場所」をつくれるため、近年の注文住宅では人気のデザインです。
2. 折り上げ天井
天井の中央部分を一段高くして、空間に奥行きを出すデザイン。照明を仕込むことでホテルのような雰囲気を演出できます。特にリビングや主寝室など、「ゆとり」を感じさせたい空間に向いています。
3. バーチカルブラインド
縦型のブラインドのこと。掃き出し窓や大きな窓に使われることが多く、スッキリとした印象に仕上がります。羽の角度を変えることで、採光やプライバシーを自在にコントロールできるのも特徴です。
4. 下がり天井
キッチンやダイニングなど、天井を一部だけ低くして空間をゆるやかに区切る手法。色を変えたり木目調にしたりすることで、囲まれ感やデザイン性を高められます。折り上げ天井と組み合わせるケースも多いです。
5. スキップフロア
床の高さを少しずつ変えることで空間を分ける手法。リビングの一部を一段下げた「ダウンリビング」や、階段途中に設ける「中二階スペース」もスキップフロアの一種です。収納やデスクを組み合わせると立体的な空間になります。
6. ファミリークローゼット(ファミクロ)
家族全員の服をまとめて収納する大型クローゼット。洗濯→収納の動線を短くできるため、家事効率が大幅にアップします。最近は、玄関→ファミクロ→洗面室という“回遊動線”に組み込む間取りが人気です。
7. パントリー
キッチン横に設ける食品庫のこと。乾物・調味料・ストック品をまとめて収納できるので、キッチンをすっきり保てます。注文住宅では、可動棚付きやアーチ型入り口など、デザインにもこだわるケースが増えています。
8. 間接照明
照明器具を直接見せず、光を壁や天井に反射させて空間を照らす方法。やわらかい明かりで、リラックスできる雰囲気をつくれます。リビングや寝室だけでなく、玄関や洗面スペースにもおすすめです。
9. 造作家具
既製品ではなく、空間に合わせて大工や家具職人が作るオーダーメイドの家具。テレビボードや洗面台、カウンター収納などを壁にぴったり合わせてつくることで、統一感と使いやすさが格段にアップします。
10. 勾配天井
屋根の傾斜をそのまま生かした斜めの天井。吹き抜けほどの高さは出せないものの、空間の広がりを感じられます。平屋住宅や2階リビングとの相性も良く、注文住宅ならではの設計の自由さを楽しめる部分です。
インテリア用語を知ると打ち合わせがスムーズに
注文住宅では、設計段階から施主の意見を反映させることができる反面、「専門用語がわからずイメージが伝わらない」という声もよく聞きます。
基本的なインテリア用語を知っておくことで、打ち合わせの理解度が上がり、「思っていたのと違った…」という後悔を防げます。
家づくりの楽しさは、「どんな空間で暮らしたいか」を形にしていくこと。
気になる用語が出てきたら、その都度担当者に意味を聞いたり、施工事例を見せてもらったりして、理想の住まいを一緒に作っていきましょう。






